奥日光周辺のハイキングコース案内

日光湯元ビジターセンターは、奥日光の自然の不思議と神秘を解き明かすガイド役


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〒321-16 栃木県日光市湯元
TEL 0288-62-2321  FAX 0288-62-2378

日光湯元ビジターセンターの開館時間
午前9時〜午後4時30分(延長の場合有り)
毎週水曜日休館(ただし、夏休み中は休館日なし)
冬季休館期間あり
入館無料

ホテル山月から歩いて一分。湖中に温泉【硫黄泉】が 湧き、太公望の間でマス釣りの名所として知られています。
白鳥や湖岸のブナが神秘的で、湖畔遊歩道が整備されています。


戦場ヶ原は奥日光のハイキングの中心だ。湯川の流れに耳を傾け、湿原の花を眺めながら木道を歩き、そして滝のしぶきを浴びて暑さを忘れる。これほど短い距離のあいだに多彩な自然の変化を味わえるコースも珍しい。それだけに春から秋まで、利用する人の数は多い。
戦場ヶ原を歩くには、湯滝、光徳入口、赤沼、竜頭滝のいずれかが起点になる。どこから歩き始めても、登り下りはほとんどなく、体力にあまり自身のない人でも気軽にハイキングが楽しめる。
長さ110メートルの岩肌を水が真っ白な泡を立てて滑り落ちる、とても豪快な滝だ。三岳火山の噴火によって、川がせき止められて湯ノ湖ができたのだが、その湖からあふれ出ている水の流れがこの湯滝である。滝の下には観爆台があり、水しぶきがかかるほど間近に滝が見られる。
ホテルから徒歩15分・車で3分
この滝は早瀬のような滝で国道が渡る橋の付近から下の茶店のある観爆台まで、長さ210メートルに渡って続いている。観爆台から見ると、中央の岩が竜の頭に見えることから竜頭滝と呼ばれている。
ホテルから車で10分
光徳湖のとなりにある牧場。そもそもこの「光徳」という地名の由来は、明治30年に光徳牧場創設者の吉田徳三郎氏が、日光の「光」と自身の名前の「徳」の字を取り、名づけたという。牧場の近くには、ミズナラ林の中にキャンプ場やレストハウスがあり、シーズンには多くの観光客が訪れる。
ホテルから車で5分

日光の湖沼を代表する中禅寺湖は、男体山の噴火によってできた火山性せき止湖で、周囲25キロメートル、最大水深163メートルである。湖にはヒメマスなどのマス類が生息し、4月20日から9月19日までの解禁期間中は、大勢の釣り人でにぎわう。そのほか、湖上を巡る遊覧船やボート遊びも楽しめる。また中禅寺湖は、かつて外国人の別荘地として栄え、現在でもフランスをはじめとする大使館別荘に当時の面影をしのぶことができる。

華厳滝は日光48滝を代表するとともに、日本3名爆の1つにも数えられる大瀑布である。落下口の幅約9メートル、落差100メートル。中禅寺湖の水が、この大岩壁を一気に流れ落ちるさまは、優雅にして豪壮だ。滝上の無料観爆台もあるが、間近で見るなら、エレベーターで滝壷付近まで降りてみよう。
ホテルから車で20分
輪王寺は奈良時代の天平神護2年(766)、勝道上人の開基である。草創のときは四本竜寺といい、いくつかの名称をへて、現在の輪王寺(天台宗)となった。
本尊は阿弥陀如来、千手観音、馬頭観音の3体で、本堂は三仏堂とも呼ばれる。金色の三尊はいずれも座像で高さは7メートル半。堂内では年中行事として、強飯式や延年の舞などが1山の住職によって奉納され、古来の儀式を今に残す。
日光東照宮は、徳川初代将軍家康を神として祀った神社である。家康は元和2年(1616)駿府城でなくなったが、「久能山に葬った1年後に日光に移せ」との遺言を残した。そこで2代秀忠が元和3年、久能山から日光山に改葬した。境内には華麗な社殿、五重塔、門、灯篭などが並び、徳川の隆盛期が想起される。その中でも陽明門は特に有名だ。500ほどの彫刻が施され、美しさに飽きることがないので日暮門とも呼ばれている。
二荒山神社は奈良時代、勝道上人の開基である。祭神は男体山の神、大己貴命。正面の大鳥居をくぐり、老杉に囲まれた本社は荘厳さを感じる。現在の拝殿、本殿は現存する二社一寺のうち最古の建造物である。二荒山神社は、二社一寺のある山内が本社で、中禅寺湖の北岸に中宮嗣、男体山の頂上に奥宮が祀られている。
 
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